君子欲訥於言而敏於行
子曰、「君子は言に訥(とつ)にして、行いに敏(びん)ならんと欲す」
(孔子 論語由来)君子は、言葉は慎み深く、行動は素早くあろうとする、という教えです。
トランプ大統領のように、他を脅しておいて相手が反撃すると直ぐに前言を取り消す 君子は言葉よりも行動が伴うべきである。
威嚇だけして行動が伴わない者は、君子とは言えない と言っています。
日本でも、関西万博をめぐる東京の評論家たちの言動には、興味深い「前言撤回」の構図が見られます。
🗣 当初の批判:費用・意義・キャラクターまで
開幕前の段階では、東京を拠点とする評論家やメディア関係者の多くが、万博に対して否定的な論調を展開していました。
•「参加国が少ない」
•「建設が間に合わない」
•「公式キャラクターのミャクミャクが気持ち悪い」
など、内容・演出・費用面に至るまで、みそくそに批判されていたのが実情です。
🎉 開幕後の現実:盛況と国際的評価
ところが、実際に開幕してみると、158の国と地域が参加し、来場者数も本日9/7では2000万人を突破。
「並ばない万博」のはずが長蛇の列ができるほどの盛況ぶりで、国際的にも高い評価を受けています。
この現実を前に、かつて辛辣な批判を繰り返していた評論家たちの多くが、沈黙、あるいは「評価を見直す」と態度を変えています。
中には「当初は懐疑的だったが、現場を見て考えが変わった」と語る者も出てきました。
📜 古典的視点:色厉内荏と信義の問題
このような言動の変化は、まさに「色厉内荏(外見は強く、内心は弱い)」や「虚張声勢(見せかけの威嚇)」といった成語に通じます。
評論家としての責任を問われるべき態度とも言え「批判してナンボ」という立場にあるとはいえ、現実が変わったときにその評価をどう修正するか――そこにこそ知性と信頼が問われます。

