同悪相助(どうあくそうじょ)は、繰り返します
同悪相助
• 意味:悪人同士は互いに助け合って悪事を働く。
• 出典:唐代の詩人・白居易の『白氏文集』に「同悪相助、同善相 救」という一節が見られます。
ニュアンス: 善人が互いに助け合うように、悪人もまた徒党を組んで互いを支え、正義を妨げる。政治の腐敗や権力の私物化を鋭く描写する言葉です。
次の事例は、同悪相助の内容を如実に表しています。
サブプライム住宅ローン危機
2007年から2008年にかけて起きた世界金融危機の発端となったサブプライム住宅ローン問題は、金融機関、格付け会社、規制当局の共謀による典型的な例です。
<具体的な悪事>
1. 過剰なリスクテイク – 金融機関は、返済能力の低い借り手にも積極的に住宅ローンを提供した。
2. 不適切な証券化 – リスクの高い住宅ローンを証券化し、投資家に販売した。
3. 不正確な格付け – 格付け会社は、リスクの高い証券商品に高い格付けを与えた。
4. 規制の不備 – 金融当局は、これらの問題を適切に監視・規制できなかった。
この危機の結果、リーマン・ブラザーズなど多くの金融機関が破綻し、世界経済は大恐慌以来の危機に陥った。
アメリカだけでも約900万人が職を失い、800万世帯以上が住宅差し押さえを経験しました(U.S. Department of Treasury, 2012)。
現代政治にも表れています。
このような表現は、現代の政治状況にも鋭く通じます。
たとえば参院選の敗北で、石破氏の総裁の責任を声高に追及する代議士がいました。
この中には裏金問題や不祥事で糾弾されたメンバーが、またぞろ裏で手を握って蠢いているようです。
こうした構図は「同悪相助」の分かり易いもので、単なる腐敗ではなく、構造的な悪の連携として捉えることができます。

